健康診断再検査…腫瘍発見

■【病状】
・腹部に8センチの腫瘍あり。
・部位は、おそらく卵巣か大腸。
・部位を特定し詳細を検査するためにも、MRIが必要。

■【詳細】
仕事後、健康診断再検査へ。
前回と同じ女性の先生だった。
気さくで話しやすい感じの先生だったので、同じ先生でほっとした。
再検査の旨を伝えると、
先生「前回、私が診断したんだっけ?」
私「そうでしたね、先生に診ていただきました」
先生「う〜ん、もし誤診だったらゴメンネ」
私「あ、全然いいですよ。念のためなので…」
というやりとりをしながら診察台へ。

今回は再検査なので、エコー検査をしてもらう。
診察中は、診療室の照明が消えて真っ暗になり、先生は黙々と診察していた。

エコー検査が終わると照明が点きパッと明るくなった。とっさに先生の表情を見たら、なんだか複雑そうな顔をしていた。
「とりあえず、1回着替えて診察室にきてくださ〜い」と乾いた声で言われた。

なんだろう、なんかあったのかな・・・と思いながらすぐに着替えて診察室へ。
先生の言葉を待っていると・・・。
先生「あるのよ」
私「?」
先生「なんだかね、お腹のなかに8センチの腫瘍があるのよ」
私「!」

その後の先生の説明を要約すると、
子宮のなかは、エコーで見える範囲では綺麗で何もない状態。
となると腫瘍は、卵巣かそれとも大腸などほかの部位にある可能性が高い。ただ、骨盤が邪魔してよく見えない。
子宮にできている可能性もないとは言い切れない。
どこにできているのかの部位を特定するために、MRIを撮り詳しく検査することが必要。提携クリニックを紹介してくださる、とのこと。
腫瘍マーカーの軽度高値も、これに関係しているのではないかとの見解。
であれば、すぐにでもMRIを撮ってもらいたい。
私「MRIって、すぐに予約できるんでしょうか」
先生「今日はもう遅いから無理かもしれないけど、明日にでもクリニックに直接電話して調整してみてね」
私「あの、なんていうか、急がなくても大丈夫なものなんでしょうか?たとえば急激に痛くなったりとか…」
先生「これだけの大きさだからね、一朝一夕で出来たものじゃないと思うのよ。なので、今まであったものが急に…(痛くなる)とは考えにくいと思うんだけど…去年の健診では何も言われなかったの?」
私「ハイ、去年も性交痛の相談はしましたが、全く問題ないと言われました」
先生「あぁ、そう…」

その後、MRIを撮影できる提携クリニックを紹介してもらい、通院終了。

■【手続き等】
病院からの書類
MRI依頼状

■【気持ち】
まさか8センチもの腫瘍ができていたなんて、自分のことながら驚きを隠せない。
何で今まで気付かなかったんだろう…。
ただ、今だからこそ言えることだけれど、春ごろから「いやにお腹が出てきたな」とは思っていた。
もともと貧弱な体型でスカートもブカブカなのだが、最近は食事のあとキツくなることもあって「30代になるとこんな風にポッコリお腹になるんだな、イヤだなあ」と思っていた。

でも、それがまさか腫瘍だったなんて・・・。

先生は、まだ部位が特定できないとおっしゃっていたが、根拠はないが、自分の勘では、なんとなく卵巣のような気がした。

■【調べたこと】
帰ってから「卵巣 腫瘍」で検索してみて、いろいろ調べてみた。
卵巣の腫瘍には大きくわけると2種類あって、液体がはいっているものと、中身がつまっているものがあると知った。
いろいろなサイトを閲覧した感じでは、「液体がはいっているほうは、良性の可能性が高く、中身がつまっているものは、悪性の可能性が高い」という印象を受けた。
卵巣腫瘍は自覚症状がないため、気づかないことが多く、たいがいは大きくなってから膨張感や違和感で気づくケースがほとんどとのこと。
卵巣と決まったわけではないが、なんだかまさに、その通りではないかと思った。
良性だったらいいな・・・、まあ、おそらく良性だろう。と信じて眠りについた。