MRI結果・・・充実性の卵巣腫瘍

■【病状】
MRIの結果は「充実性の卵巣腫瘍疑い」
・ただ、可能性は低いが子宮筋腫という場合もあるかもしれない。
・紹介先の病院へは、早めに行ったほうがいいとのこと。

■【詳細】
MRIを撮影したクリニックでは「結果は1週間後(9/6以降)」と言われていたが、前回の診察で先生に「8/30に撮影なら、9/1か2には届くかも」と言われていたので、いちかばちかで病院に電話してみることにした。
お昼休みに電話し、経過を簡潔に説明したうえで、MRIの結果が届いているかどうか聞く。
事務担当らしいかたに「いつ撮影しましたか?」と聴かれたので「8/30です」と答えた。すると「検査結果は1週間後になりますので、まだ届いておりません。9/6以降に診察にきてください」と言われた。
すこし迷ったが、思い切って「先生からは9/1か9/2には届いてるかも、と伺ったのですが・・・やっぱりまだ届いていませんか?」と言ってみたら「そうですか?少々お待ちください」と意外そうな反応。
しばらくしてから「すみません、もう届いていました」とのこと。
おぉ、思い切って言ってみるものだな・・・と思った。
すぐに病院へ。診察室に入るときはさすがに緊張した。
先生のデスクの上には、すでにMRIの結果が貼られていた。

結果は「卵巣腫瘍」の可能性が高いが、子宮筋腫の可能性もあるとのこと。

先生はMRIの画像を見ながら、ていねいに説明してくださった。
画像ではお腹のなかに、結構な大きさで黒い円形の影があった。
素人がぱっと見てすぐわかるほどの大きさで「こんなに大きかったのか!」と改めて驚愕。
黒い円形には「中身がはいっていて、実がつまっているような感じですね」とのこと。
造影剤を使用できなかったこともあるのか、部位は正確には特定できず「卵巣の可能性が高いが、子宮かもしれない可能性もある」とのことだった。
現時点で良性か悪性かはわからず、手術で腫瘍を摘出したあと病理検査に出して、その後診断が確定される、との説明。
ネット上の幾つかのサイトに書いてあったことと同じ説明だったので、スムーズに理解することができた。
その後、どの病院に紹介状を書くかについて話してくださった。
先生「お住まいの近くがいいかな?」
私「主人とも話したんですが、場所は特にこだわりませんので、抽象的な言い方で申し訳ないのですが、腕のいい先生というか…安心しておまかせできる先生がいらっしゃる病院を希望します」
先生「わかりました、じゃあ○○病院に書いてあげます、ちゃんと腕のいい先生いるから」
すぐに紹介状を書いてくださるが、紹介状の中に「充実性」という文言をはっきり書いておられたため、ああ、やはり充実性だったんだ・・・と思った。
先生は「すぐに…早く行ったほうがいい」と言ってくださったので、明日行くつもりである旨を伝え、お礼を言って診察室を出た。

■【手続き等】
病院からの書類
・紹介状
MRIの画像フィルム

■【気持ち】
充実性ということがわかり、すぐに「悪性=がん」「転移」「末期」なんていう言葉が思い浮かんだ。
やはりショックが隠せない。
仕事が残っていたため会社に向かうが、さすがに気持ちを落ち着かせなければと思い、近くのスタバに入る。
これからのことを考えて、仕事の引き継ぎ、および家族への説明の段取りを組んだ。
仕事を終え自宅に戻り、心配して待っていてくれていた主人に結果を伝えた。
主人は主人で、事前に色々と調べてくれていたので、比較的冷静に受け止めてくれたが、ショックを隠せない様子だった。
「お金のことは心配しなくていいから、とにかく治してくれ」とのこと。
お金については、貯金もあり主人をあてにしようとは考えていなかったが、そのようにはっきりと言ってくれた気持ちが嬉しく、このようなことがなくても普段から思っていたことだが、主人と結婚して本当に良かったと、あらためてしみじみと思った。