手術後3日目

■治療・症状
[食事]
・朝食⇒85%
・昼食⇒97%
・夕食⇒97%
・便通2回
[症状]
・明け方、腸がひっくり返るかのような痛みがふたたび起こる
・胃痛とあいまってお腹全体が痛む
・膣からの出血
・傷口の痛み
・右脚の付け根に近い下腹部の内部がピリピリ痛む
[治療]
ムコスタ(3回)
マグラックス(1回)
・キズのテープを剥がす
・歩行練習(病棟内・院内コンビニ)
・入浴
■【詳細】
午前2:30頃、腸がムズムズ動いて、なんとなく痛みの前兆のようなものを感じてハッと起きる。
なんだか嫌な予感…と思い、お手洗いへ
それから40分くらいの間、手術後に経験した腸がひっくりかえるかのような痛みが左下腹部中心に出現。
またか…と思いながら、でも手術後の痛みよりはまだ耐えられる痛みだ、と思いながら40分ぐらい苦しむ。
やっと収まってくると、今度は昨夜のロキソニン(痛み止め)のせいか、胃が痛くなってきたため、ムコスタ(胃薬)を飲んで眠る。
朝になってバイタルチェックのとき、看護師さんに夜中の腹痛を話したところ「蠕動痛と言って、腸が動き出したので痛んでいるもの。手術中は腸の動きを全部止めているので、いまちょうど3日経って食事も普通食になったから、動き始めたんだと思いますよ」とのこと。
手術後の痛みのあと主人のお母さんに教えてもらったことと一致し、やはり回復している証拠なのだと思ったら少し安心。そういうことならばいくらでも耐えられる。
朝食はほとんど食べて、牛乳も少し飲んだ。
ただ、やはり痛みが辛かったため主人にメールして、今日のお見舞いはお断りさせてもらった。
午前中は病棟内を歩いたり、昨日コンビニの店員さんにすすめられて買った下着が良かったので、2枚目を買い足しに行ったりした。
手術後にエコーで診てくださった女医さんがきてくださり、キズに貼ってある透明なテープを剥がしてくれた。剥がすときの痛みは全くなかった。
先生から「子宮内膜症だったの?」と聞かれて「いえ、右卵巣腫瘍です」と答えたら「そう…子宮内膜症だったらお腹のなかの痛みが続くから、子宮内膜症かと思ったんだけどね…」とのこと。
さらに先生から「腫瘍のなかに、水があって歯とか髪が入ってた?」と聞かれ、卵巣のう腫のことかな?と思い「いえ、そうではなくて充実性の腫瘍です」と答えたら「そう…」とのことだった。
そのあと入浴の順番が回ってきたので入浴。たまたまシャワーの水が傷口に当たってしまったりすると、やはり生キズなので痛んだ。ただ、外傷と同じなので耐えられないような痛みではない。
ただ、シャワーで傷口に付着していた血液が流れて、少しグロテスクさがなくなった。テープを貼ってるうちに、写真撮っておくんだった…。
その後、昼食もほとんど完食。
午後も病棟内を歩き回るが、やはり下着が傷口に当たってこすれ、痛い。鈍い痛みもまだ続いている。でも回復を早めるためだと思い、休憩をはさみながら頑張って歩く。
昨日、乾燥機で乾ききらなかった洋服をベッド脇に干していたのだが、まだ乾いていなかったため、こりゃ下着は手洗い⇒部屋干しではなく、もう1枚買って洗濯サイクルに混ぜたほうがいいかな、と思いリハビリも兼ねてまたコンビニへ。3枚目を購入。
病棟に戻ってからは、歩行⇒休憩の繰り返しをした。
あまり膝を曲げず、足の付け根だけを使いカクカク歩くとあまり痛くないということに気づいた。
また、携帯にウォーキングチェッカー機能があったことに気づき、気づいてからはなるべく携帯を持ちながら歩くようにした。
夕食も殆ど完食。ただ、食事を採るとどうしても胃腸が苦しくなり熱が上がってくる。お腹も張って外の傷口も痛む。
便通も朝9時以降パッタリ止まってしまったので、看護師さんに相談してマグラックス(弱い下剤)を再開することにした。
食後は、手術した16日からのブログを追加・修正したりなどして過ごす。
冷房が(自分にとっては)きつすぎるため、止まる22時までは起きていることにする。(看護師さんに言おうと思ったが、冷房吹き出し口に近い窓際から、真ん中や廊下側に移動させられたら大変と思い、ここは言わないでおこうと判断)
明日はもっと良くなっているといいな、と思ったが、まもなく腹痛がやってくるのだった。